老人とわんこ

認知症の親父と犬との日々

犬の肺癌。呼吸の様子に一喜一憂してしまいます。

転移性の肺癌のため、咳、喘鳴、低酸素による痙攣を2夜連続で起こしましたが、抗生剤を投与してから、痙攣は見られません。

食欲は落ちて、抗炎症作用があると言われてせっせと食べさせていた青魚も食べなくなりましたが、肉やレバーは何とか口にしています。

時々10分〜20分くらい、この苦しい場所からの出口を探すようにウロウロ歩き回り、そんな時はどうしようもなく、私の方も悲しい気持ちで見ています。

今日は昼間かなり気温が上がったので、クーラーで部屋を冷やしてると、午後中寝ていました。呼吸回数は多く、決してスヤスヤという感じでは無いのですが、目を閉じて寝ているだけで、安心してしまいます。次に目覚めた時には、劇的に症状が改善しているのではないかとの期待を持ってしまう程です。

犬といっても、病気も様々と解っていたつもりになっていましたが、何の根拠もなく、うちの犬は歳をとったらじわじわと動けなくなり、オムツを替えてあげて…と想像しておりました。ツラくてジッとしていられない、苦しみがあるなど考えもしませんでした。当たり前であった、穏やかな表情を見ることが、今一番の楽しみになっています。

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