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老人とわんこ

認知症の親父と犬との日々

今更ながら、仕事と日常は別物の介護

認知症介護についてはプロです。

そう思って正直なめていた事は否めません。

認知症の人の世界を理解し、寄り添って生活出来ればお互いにとってベストな状態です。そこまで出来なくても、少なくとも私は穏やかに生活出来るものと考えておりました。

同居後、すぐにそんな一方的な考えが甘すぎる事が解りました。父親はもうアクティブに動きまわることもなく、デイサービスも喜んで行き、対応に困り果てる様な事は無いはずでした。しかし、私の言う事は本当に右から左に抜けていく様で、同じ言葉を4〜5回繰り返し、それでも届かないと、徒労感を感じ、仕事に出る時間などは、イライラが高じてしまいます。

これ程感情的にものを言う事は今まで殆ど無かったため、そんな嫌な自分を見ることもさらに嫌になるのでした。

 

子育ての時は、一時コンチクショウと思う時があっても、可愛い寝顔など見たら、その日の嫌な感情がキレイに流れてしまい、新しい朝が来たものでした。

今、嫌な会話も、相手は内容は何も覚えておらず、私の方はしっかり覚えているるため、気分がリセットされにくいのだと思います。

そして、子供の可愛い寝顔を今は、犬がやってくれています。

親と疲れる会話の後、朝夕1日2回の散歩で、たかが外を歩くだけで嬉しそうにシッポをフリフリ歩いているのを見ると、自然と笑みがこぼれます。