老人とわんこ

認知症の親父と犬との日々

ヤル気無し、うるおい無しの介護

犬が亡くなってから、そうそう悲しみに浸っている時間も無く、陽が昇るとやるべきことはあります。

それに加えて、この暑さ。連日の猛暑で暑さ対策だけで1日が終わる気がします。

犬中心の毎日の時は出来なかった事、スーパーでゆっくり商品を眺めるとか、美術館で絵を観るとか、やってみましたが、今ひとつ面白くない‥

そうこうしているうちに、また、父親が体調悪くなり、具合が悪くなるのは今回も連休中で、救急病院に受診することになります。

誤嚥性肺炎。年寄りは肺炎起こしていても熱が出ないことがあるから判りにくい。

今回も症状は、咳と、なかなか動かない事だけでした。

週明け、初めて主治医と会った時、まず

「何か心配な事がありますか?」と聞かれて

認知症があるから、入院すると進行するのが心配です。」

と言うと

「賛成です。じゃ、退院はいつにしましょ。仕事休みは今度いつですか?」って。

病状も検査の結果も説明ないまま、退院の日が決まり、その日の夕方から食事が開始となりました。

仕事柄認知症の人と関わることが多いので、その展開にあまり驚きませんでしたが、きっと病気を治療してもらいたいと思う普通の家族は、激怒するだろうな、と思った次第です。