老人とわんこ

認知症の親父と犬との日々

呼吸困難の苦しみに、さようなら。

17日、夕方からはウトウトした後、苦しくて歩き回りたそうな様子でしたが、立ち上がりかけて立ち上がれない状態でした。

ほんの少しゼロゼロという音が聞こえており、呼吸回数はずっと120回/分を超えています。酸素マスクを出来るだけ近くに持っていき、そっと身体に触れていました。

短時間でも眠ってくれないかと思っていた時、呼吸が不規則になって、それでも1時間くらい頑張って呼吸して、「キャイン」と小さな声で鳴いたあとは、多分意識が無くなったように思います。呼吸はゆっくりになり、息を引き取りました。

ようやく、息苦しさから解放されて楽になれたように思います。

一緒に散歩した場所を歩き、大泣きしようと思ったのですが、歩いているとすぐ側に居るのを感じて、悲しいけれど安らいだ気持ちになります。

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