老人とわんこ

認知症の親父と犬との日々

現実逃避の休日

仕事は非正規のパートである事で、勤務日数は抑えています。

丁度月の半分、休みにしているけれど、犬の体調や気温は選べないので、これからどうなるのか…

今でも車の中では、時々落ち着かない様子もあり、呼吸が速くなると途中でも止まって外に出した方がいいのかと、オロオロ考えたりします。

職場に着いても、外の庭で大丈夫か、玄関の所へ入れさせてもらうか、様子見ながら過ごさせており、しかし勤務時間はシッカリ時間給分は働かねばならず、昼休み以外はあまり構う事は出来ません。今迄もそうだったので、そこは解っているのか、殆どゴロンと寝ています。

休みの日は好きな時に外へ出て庭をパトロールしたりしていますが、最近はやはり横になっている時間が長くなりました。一時期呼吸困難がひどい時は、身体を横にも出来ない感じでキツそうに動き回ったり、寝ても直ぐに起き上がったりしていました。私も心配で、苦しさだけでも取れないかと、イライラしながら様子を見つめたり、溜め息をついたりでした。

今は少し落ち着いていますが、決して癌が縮小した訳ではなく、肺炎が改善しただけ。いずれまた苦しい思いをするかも知れず、息が出来なくなるのが遠い先の事ではないことも頭では解っているつもりです。私は苦しい様子を見る事がつらいのか、死がつらいのか、多分その両方が耐え難く感じられ、考えたくない。

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終日横になって静かな呼吸音が聞こえている、休みの2日間、現実逃避。荻原浩さんの小説を一気読みして、アマゾンでまた、本を注文したところです。