老人とわんこ

認知症の親父と犬との日々

進行した癌の犬が食べる物は人間の考えの考えが及びませぬ

ずっとドッグフードをあげていました。

引っ越ししてから、私が時間に余裕が出来て2年前からは、手作りのごはんをあげていました。

先ず、手羽先の先だけを圧力鍋で煮て、骨が指で潰せる位にして、野菜をたくさん投入。きのこやおからも入れて煮込み、小分けして冷凍保存します。

毎日、少しのご飯と混ぜてあげると、お皿がピカピカに光る位に食べていました。

乳癌の肺転移が判り、主治医の先生も食事制限しなくていいと言われてからは、愛犬用お肉もたくさん混ぜてたっぷり食べておりました。

呼吸が苦しそうになってからは、さすがに食べる量が減り、大好きなはずの肉も食べなくなりました。

抗生剤や抗炎症剤は食べさせないといけないし、鳥のレバーに埋めて食べさせていましたが、レバーも口にしなくなりました。

ついに人間用の肉も焼いてみましたが、見向きもしません。今は、肉巻きガムやアキレスなどの硬いおやつだけ、かろうじて食べています。薬はおやつに埋め込み、なんとか口に入れています。

先生は個体差が大きいから、食べるものをあげてね、と言われますし、もちろんいろんな物を並べてどれでも食べれるようにしていますが、今、うちの犬は乾き物だけです。先生も、珍しいですね、と言われてました。

犬が好みそうな物、と思っても、人間が考えるものとは必ずしも一致しません。焦らずいろいろと試していこうと思っています。

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